おそらく頻繁にTwitter検索を使っている方は
「最近、何かTwitter検索の精度が悪いなぁ」
「やたらと知り合いが引っかかるけど、みんなよくつぶやいているなぁ」
などと感じているかもしれません。

実はPC版のTwitterの検索機能が
パーソナライズ化
されてました。
つまり、
ログインしているユーザ毎に最適化
されてました。

私もおかしいなぁと思っていたので色々調べていたり、
Twitterでつぶやいたりしていたら、
こんな仕様変更があったことを教えていただきました。

Twitter検索が完全リニューアル―「トップ」にユーザー別に個人化された結果を表示
http://jp.techcrunch.com/archives/20110601new-twitter-search-relevant/

どうやら、6月1日より、フロント部分の検索機能が変わっていたようです。

変更された仕様



【従来の仕様】

  • 全ツイートデータより検索



【新しい仕様】

  • 「トップ」、「全て」、「リンク付き」の切り替えが可能になった

  • デフォルトは「トップ」のデータが表示される

  • 従来の仕様は「全て」のデータが表示される

  • 表示してからの更新データは「全て」のデータが更新される



具体的には下記の部分が変わってます。

BlurHighlight


実際にどう違うのか?



実際に別のユーザで同じキーワードで検索をしてみました。
アニメ「うさぎドロップ」が放送されている時間に「#usadrotv」を検索してみました。

【@ikkoで#usadrotvを検索】
1


【@tvzinで#usadrotvを検索】
2


ということで、微妙に検索結果が異なっています。
基本はフォローしているかしていないかが大きく影響し、
それ以外にもリツイートされているかなども影響しているみたいです。

他に影響している所は?


一番に気になったのはAPIによる検索がどうなっているかということ。
最初、APIの検索がおかしいので調べていて今回の件のことを知りました。

調べたところ、APIは特に仕様変更はないようで
逆に言えば、この検索を楽しみたい場合は、PCページを見るしかなさそうです。

ちなみに、検索APIに「result_type」という引数があったのだけれど、
今、全て「recent」しか返ってこないようなので、おかしくなっているっぽい。

最後に


今回の検索機能の更新により、より自分に関係のある人のツイートを
検索することができるようになりました。

これにより、「あの作品をみんながどうツイートしているかな」が
「あの作品を友達はどうツイートしているかな」に変わるので、
思った以上に使い方の幅が広がると思います。

Twitterの良いところは、そのオープンさなので、
この改良は非常にインパクトのある内容だと思うのだけれど、
6月1日にリリースされてから、あまり話題になってもいなければ、
問題にもなっていませんね。

個人的にはGoogle+の発表や、Facebookのリアルタイムビデオ機能なんかよりも
大きなニュースでした。