8月〜9月にかけて、イベントに参加しまくっているのですが、
その中で、前回、イベントでのUstreamによる弊害として、
発表者側としての弊害を書きましたが、参加者側の弊害にも気がついたので加えておきます。

イベントでのUstreamによる弊害

Ustreamによりネットワークが占有されてしまう問題


WISH2010での反省点でもあるのですが、
最近は会場でブログなりTwitterなりを書きながら
参加されている方が増えてきておりますが、
その際に、絶対的に必要なのはネットワーク回線なのですが、
これを確保するのがUstreamの出現によって難しくなっております。

というのも、Ustreamを安定的に配信するためには、
会場に備え付けのネットワークを使用することが多く、
参加者側にネットワークを開放できなかったりします。

一応、イーモバ、ケータイの電波などが届くようにすれば
良いのですが、これらを全て満たす会場ってあまりないんですよね。

先日、ジオメディアサミットを会場にてPCで参加しようとしたのですが、
イーモバがつながらなかったり、テーブルがなかったりで、
PCがうまく使えず、かなり疲弊しました…。

世間ではUstreamが盛り上がっているのですが、
会場の参加者にとってはUstはやってもやらなくても関係なかったりしますので、
会場の人を犠牲にしてまではやって欲しくないかもしれません。
発表者は幅広い人にアピールできるのでしょうけれども。

遠方の人にも伝えたいとか、多くの人に見てもらいたいなら、
イベント時にUstをするのではなく、
ちゃんと番組形式でやっても良い気がします。

Twitter研究会は大学を使い、Twitter Developer Meetupは
デジガレさんのビルなので、それぞれ環境は非常によかったです。

解決策は、複数回線を用意するか、ケータイの電波の良い場所を選ぶのがよいですかね。