大分前に、日比谷付近を散歩した際に「日比谷パティオ」という場所があり

気になっていたところ「テオ・ヤンセン展」という面白そうな展覧会が行われているということで、

行ってきました。


まずは、テオ・ヤンセンって誰?何?ということを知ってもらうには

以下の、展覧会の公式サイトを見てください。


http://www.hibiya-patio.jp/theo/


で、見てもらえれば、ムービーがあるので、なんだか理解してもらえると思います。


ギミック的なものが好きな自分としては、行かなければならんと思い行ってきました。


入場料は1500円。

雨、強風ということもあって、中はすいていた。

夜21時くらいまでやっているようなので、会社の帰りとかでもよいかも。


ここがすごい


テオ・ヤンセンはてっきり生物の体の動作の仕組みを再現させることをしているのかと思いきや

結構、いろいろな考えを持っているようです。

というか、発明者、研究者、エンジニアというよりも哲学者という感じでした。


こだわりの一つ目は「進化」。

生物の動作を、遺伝といった概念を用いて作成しています。

最初は、コンピューターで人工知能的なものも作っていたようです。


こだわりの二つ目は「素材」。

プラスティックチューブというもので骨のようなものを作っています。

ピストン的なものもできるようで、

骨であり、筋肉であり、神経のような感じでした。

最近では、大きなものを制作するのに木、鉄骨、段ボールのものも使っているそうです。


こだわりの三つ目は「自然」。

まず、作成した生物の動力は風です。

風だけで、ここまで生物の動きをするものが動くのかというのがすごい。

また、地球の温暖化による水没の可能性があるオランダならではの考えでしょうが。

テオ・ヤンセンはこの生物たちを使い、海岸で動かします。

そして、この生物たちが歩いたあとには自然に堤防ができるであろうという考えだそうです。


ちなみに、設計図はないようです。

設計図を決めてしまうと、新しい発想ができないからだそうです。



ってことで、いろいろと面白い考え方を学ぶことができました。

面白そうな方ですので、もっと他の考え方があるかもしれませんね。


追記


これを応用したセグウェイみたいなものを開発した研究者がいるみたいです。

http://japanese.engadget.com/2009/03/18/cajun-crawler/


D


以下写真


撮影自由でした。

動くものがあったので、動画で撮影したかったところ。



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SN3E0201 posted by (C)ikko

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