年末年始は実家に帰っていました。
冬のボーナスで両親に対して液晶テレビを購入したので
実際に見て、色々触ってきました。
「32インチブラウン管」から「46インチ液晶テレビ」にレベルアップ。
両親の感想。
「もう慣れたから画面が大きいと思わなくなった。」
ク…、クール…。
そして、
「使い勝手が悪い。」とのこと。
自分でも見てみましたが、まぁ、画質は良い。
だが、それ以上の感動はないので意味なし。
それよりも、親の感想と同じなのだが使い勝手が悪すぎる。
結論から書くと、店頭で画質をいくら見ようが慣れたら終わり。
リモコン、画面のインタフェースなどをしっかりみて
長く使うことを考えて購入を検討した方がよいと思います。
まぁ、今回ソニーを購入しましたが、他の企業のテレビも
使い勝手は変わらないかもしれませんけれども…。
インタフェースが悪すぎる。
悪い部分を箇条書きで書くと以下の感じ。
・進む、戻るボタンの配置がおかしい。
左右、あるいは上下に配置されていればよいが
実際はチグハグ。進むボタンなどはなく決定ボタンだったりする。
・「リモコン」「画面」の両方を見なければ操作不可能。
画面にポインターが出た方がよっぼど簡単そう。
といってもWii形式は疲れるので十字キー操作だけでできればよさそう。
あるいはリモコン自体に画面付けてもよいと思う。
・「画面」が「選択メニューUI」と「クロスメディアバーUI」がある。
どちらかに統一しませんか?
・スライドショーがひどすぎる
USBなどでデジカメの画像をテレビで見れるのだが
画像の移り変わり時にいちいち読み込みが行われ、
画→黒→画となる。
バッファという考えを持ったエンジニアはいなかったのか…。
Wiiのスライドショーは次の画像へのフェードアウトなど完璧なのに…。
マーケティング的な観点からすると
売り上げに短期的に結び付けるにはお店で話せる画質なんだろうけれど
どこも売りは画質なんだから、それ以外に強みを持ってもよいと思う。
おそらく画質については文句はないだろうが感動もないので
薦める程のクチコミは生まれない。
使い勝手が悪いとむしろ負のクチコミが生まれる。
長期的なマーケティングの戦略を立てるならば
もっと、感動を与えることを考えた方がよいと思う。
ちなみに、姉はハイビジョン対応のHDDレコーダーを購入し
コピーワンスの罠にはまっている一方、
親は性能の低いハイビジョン非対応のHDDレコーダーを
フル活用しています。
全体的にハードウェアとしては必要以上に機能が揃っていると思います。
あとはソフトウェア、たくさんの機能を積むよりは
GUIなどを研究してもっとよくして欲しいと思う。