異聞録

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2006年02月

面白さと便利さの天秤

サービスを成功させる方程式として、

「面白さ」と「便利さ」の二つの数値から「成功する確率」が

ある程度、求められないかなと思った。

「面白さ」とは以下のような特徴を持つサービス

 ・精神的利益が得られる

  (楽しい、感動など)

 ・なくても生きていける

 ・限界がある

 ・飽きる

 ・主に水平展開が必要

「便利さ」とは以下のようなサービス

 ・物理的利益が得られる

  (金銭、時間、手間など)

 ・あった方が良い

 ・限界がない

 ・飽きない

 ・主に垂直展開が必要

「面白さ」で代表的なサービスは以下のようなもの。

ネット

 ・2ちゃんねる

 ・SNS

 ・ブログ

リアル

 ・テレビ

 ・映画

 ・音楽

「便利」で代表的なサービスは以下のようなもの

ネット

 ・Amazon

 ・ぐるなび

 ・Google ローカル

なぜ、こんなことを考えたかというと、

現在の本業である「地上デジタル放送」が全くもっていらないのでは

という思いが日に日に強くなっているからです。

地上デジタル放送の利点は以下のとおり

 ・高画質 (高精細度テレビジョン放送)

 ・高音質 (CD並の音質で、キー局等からのネット番組でも音質が劣化しない)

 ・データ放送

 ・マルチ編成 (SDTV×最大3チャンネル)

 ・移動体向け地上デジタル放送(ワンセグ)

 ・ノイズ及びゴーストの無い映像

 ・同一周波数中継(SFN)が可能であり、電波の利用効率を大幅に高めることが出来る

 ・著作権管理機能(B-CAS)

 ・B-CASカードによる限定受信

 (参照:Wikipedia:地上デジタルテレビジョン放送

ここで、問題になるのは「消費者」にとって、

どこが「面白く」て、どこが「便利」かということ。

・面白さ(感動)

 ・高画質

 ・高音質

・便利さ

 ・ワンセグ

まぁ、こんなものでしょ。

ただ、ここで、「高画質」「高音質」は結局、

ネット映像、MP3音質に慣れている現代人には

全く必要がない気がする訳ですよ。

で、「便利さ」ですが、

「ワンセグ」は、何が便利かというと

「場所固定」という概念が崩れること。

これは、良いかもしれない。

となると、「高画質」、「高音質」はいらないので、

液晶TV、プラズマTVよりも、

ケータイ、Nintendo DSの普及に努めた方がよさそう。

まぁ、結局、外でもテレビ見ないよーって人が増えている訳で、

ワンセグも必要がない可能性もありますが…。

何かサービスを作るときには、

「面白さ」は常に、最新かつ従来にないものを提供、

「便利さ」は常に、最高なものを提供という

2点から考えると良いかなと…。

まだまだ、例外がありそうなので、

さまざまな場合を想定して考えたいが

今回はここまで。



カテゴリーを利用するか、カテゴリーにはまるか

昨年の11月から、「クチコミ」系サービスが爆発的に

増えているのだけれど、

そのせいなのか、

「クチコミ系サービスは、もういいよ…。」

という雰囲気が出てきてしまっている。

これは、完全に「カテゴリー」にはまっています。

元々、「話題の.jp」で「クチコミ」という言葉を流行らせようと、

「@コスメ」とは違う視点から、割と早めに普及につとめてきたのですが、

「クチコミ」というカテゴリーは確立できた感じですが、

逆にそれに埋もれているという感じがします。

この状況は、まずいです。

提供する側としては、

これらのクチコミサービスが提供しているのは全く異なるのですが、

市場が、そのようなイメージを持ってしまうと、こちらからアプローチは非常にしづらい。

大学4年のときに「SNS」が乱立した状況を思い出します。

それぞれ、別々のコンセプトを掲げていたにもかかわらず、

ユーザは、何をどう使えば良いのかわからない状況が起こりました。

エレクトロニクス業界でいうなら、

「HD DVD」、「ブルーレイディスク」みたいなものでしょうか。

結局、どんなにメーカーから消費者に対して、

製品の良さを提示しても意味がなく、

市場を独占したものが勝つという状況。

消費者は困るだけ。

さて、後追い企業は「カテゴリー」に当てはめればよいだけなので、

簡単なのですが、それを先に行くものとしては、

どのようにアプローチする必要があるのか、

これから、結構、大変な気がする。

一応、起爆剤は、何個か用意しているので、

成功すれば、良いのだけれどね。

「クチコミ」という「カテゴリー」の更に先を行く、

あるいは、また、違う側面からのアプローチをしなければいけない

タイミングが近づいてきてます。

といいながらも、僕の頭の中では、

「話題の.jp」は、他のクチコミ系サイトとは、

全く反対の方面から、進めていると考えているのですが…。



荒川静香 vs 安藤美姫 on 話題の.jp

荒川静香選手が金メダル取ったので、

これは、まさに荒川選手のティッピングポイントだろうと思い、

話題の.jpで調べてみました。

オフィシャルサイトを話題にしたブログ数の推移。

4ヶ月間の話題数の推移を調べてみました。

ついでに、安藤美姫選手と対比してみた。

・荒川静香選手の話題の推移グラフ

6615493_graph.gif

・安藤美姫選手の話題の推移グラフ

7168015_graph.gif

荒川静香選手、見事なティッピングポイント。

というよりも、オリンピックが始まるまで、始まってからも、

そこまで、騒がれていません。

一方、安藤美姫選手、小さいのも含めると7回のティッピングポイント発生。

さて、これから、1週間後くらいに、もう一度、解析してみると面白そう。

話題総数では、安藤美姫選手の勝ちですが、

一日の最大話題数では、荒川静香選手の勝ちですね。

3
フィギュアスケート荒川静香のオフィシャルウェブサイト。最新ニュース、本人からの生メッセージ、プロフィールやなどを掲載。ギャラリーページでは、ここでしか見ることが出来ない写真もご覧になれます。

この話題に関するクチコミ(208件)を見る

話題の.jp


3
出身 愛知県名古屋市
所属 中京大中京高
身長 1m61cm
好きなもの スヌーピー
好きな食べ物 焼肉

8歳からスケートをはじめる。
2002年12月のジュニアGPファイナルで女子選手として初めて4回転ジャンプ(4回転サルコウ)を成功させる。

この話題に関するクチコミ(383件)を見る

話題の.jp



出た、金メダル

朝6時から起きて、洗濯しながら見てました。

荒川静香、金ですか〜。

演技を見てて安心できましたしね。

とりあえず、寝ます。



関連性による広告の弱点

最近、検索エンジンとかで、「関連語」とか流行っていますね。

広告などでも、ユーザにとって、関連性の強いものを提供するという手法や、

SNSなどのコミュニティに対して、訴求力の強いものを提供するという手法などが

考えられています。

が、関連性が強すぎても、効果は少ないのではないかと思った。

例えば、音楽機器マニアが居たとして、

その人に対して、一般的な音楽の情報をプッシュしても興味が無いし、

興味があるなら、既に自分で調べる(プル)行動を起こしていると思う。

それよりも、もう少し、関連性が低い人、

例えば、その業界に足をつっこみ始めた、興味を持ち始めた人に対して

情報をプッシュした方が効果的ではないかということ。

どうでしょうかね。

・情報の距離

「脳」という視点からクオリアの開発を行っていたソニーの茂木さんは

「類似性」、「関連性」を求めるナイーブ・ベイズ理論、ベイジアンネットワークが嫌いらしい。

本を読んでいないので、何故、嫌いなのかは今度、調べたいと思う。

確かに、「脳」は、関連性のあるものも、無いものもくっつける可能性がある。

それを、関連性の高いというだけで、つなげようとする行動は、

新しいものを生み出す力をなくす可能性がある。

僕も最近、ベイズ理論は、少しだけ調べてみて、

関連性というものは、簡単に導き出せることが分かった。

しかし、それを使って、広告などの効果を導き出すのは難しいと思った。

情報には距離があるのではないかなというのが自分の考え。

近づきすぎてもダメだし、遠すぎてもダメ。

適当にプッシュもできるし、プルもできるぐらいな距離が丁度良い。

・逆に遠いというのもありかも

僕などの場合、好奇心が強いため、

関連性が高いものよりも、自分に関係ないけれど

面白いことに非常に興味を持ちます。

その方が、知識として、すごい吸収力が出るし、

モチベーションも上がる。

興味さえあれば、全く関係ない情報も、効果はあると思う。

例えば、数学をずっと勉強してきたが、

国語を食わず嫌いで、勉強していなかった人がいたとして、

ちょいと、本を読み、文学に興味を持つとする

その時は、数学の新たな知識を得るよりも、

ゼロから吸収できる国語の方が、ずっと知識吸収としては効率が良いと思われる。

昔、研究で、

仮想的な街の中に本棚があり、

興味を持った本棚へ進むと、その周りには関連性の高いものが集まり、

逆に離れる場合、関連性の低いものが集まるという方法を考えた。

ある知識を得たい人の行動は二つ。

 ・知識を深めたい知識に関連するものから得る。    (垂直)

 ・知識を深めたい知識に全く関係の無いものから得る。(並行)

その当時にしては、なかなかの考えだったのかもしれん。

まぁ、ドラクエ、FF、ロマサガなどでは、よくある話。

このような、行動特質を持つ人には、

その人に関連性があるという考えだけでは

効率よく、情報を提供することはできないと思う。



北海道での主食は寿司

19日の夜から北海道に潜入しているのですが、

 19日の夜

 20日の夜

 21日の昼

と毎日、寿司食ってます。

北海道だと、1000円出せば、寿司でも、たらふく食えます。

味が、特別美味しいかと言えば、そうでもない。

美味しさは東京と一緒。

ただ安いだけ。

ちなみに、21日の夜は「蟹食い放題」。

 タラバガニ 6足

 ズワイガニ 4足

 毛蟹 3匹

という訳で、カラダの半分は海産物でできています。

いい加減、肉が恋しい。

が、野菜が、足りません。

ちなみに、明日は、ジンギスカンor塩ホルモン。

今、体重計には乗りたくない。



氷上のチェス カーリングが面白い

カナダ戦から、ちょくちょく観ていたのですが、

昨日のイギリス戦はじっくり見てしまいました。

トリノオリンピックのカーリングです。

と、はまっているのは、僕だけではなく、

結構、はまっている人が多くなっているという印象がある。

特にネット上で。

で、今回のオリンピック選手をモチーフとした映画「シムソンズ」も公開な訳ですが、

話題の.jp」内では、

既に79回もランクインしているということなので、

ネット上では、大分、前から話題にはなっていたんですね。

何か、スローなのに白熱して、緊張して面白いのは何故だろう。

どちらかというと、チェスというより、ビリヤードに近い気がするけれど、

戦略的に、どの場所に置くというのは、やはり、チェスかもしれません。

ただし、それは、的確に置ける技術があるからこそなのでしょうが…。

それにしても、映画「シンプソンズ」を作ろうと思った人は、

先見性の明があるというよりも、運が良いなぁ。

絶対、ヒットするでしょ。

加藤ローサだから良いとか関係なく。

3
2006年、日本を熱くするのは「氷上のチェス」!!カーリングぅ!? 北海道・オホーツク海に面する「ホタテの町」から4人娘が世界に挑む!2006年2月公開予定。

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話題の.jp



フライトプラン@海老名

2月11日のことですが、映画「フライトプラン」を観てきました。

場所は「アド街ック天国」でも紹介された海老名「TOHO CINEMAS」です。

感想は、面白かった。

ただし、B級映画としてだけれど…。

話の概要は、以下のとおり。

母親(ジョディフォスター)と娘の二人が飛行機に乗り、

母親が寝てから起きると娘がいなくなっている。

添乗員、お客に聞くも、誰も見ていない。

飛行機という密室内で起きた誘拐事件。

誰も信用できない状態での母親の戦い。

という物語。

良かったのは

飛行機内での誘拐事件というストーリー。

母親の無茶っぷり。

悪かったのは

事件的に矛盾だらけ。

犯人が、また頭が悪い。

母親の特徴が活かされていない。

1時間半という普通の映画としては

短い時間だけれど、それが逆にまとまっていて良かったと思う。



マーケティングデータとは何か

僕の中で「マーケティングデータなんていらなくね?」という

仮説ができているのだけれど、

それを、考える以前に、自分のマーケティングデータの知識として、

・種類

・調査方法

・データ形式

・利用方法

という点で、全く無知なので、誰か、参考になる本を教えてください。

そもそも、「提案」「戦略」というカタチで大学時代にプレゼンでは使ったことはあるが、

それを「戦術」というレベルで使ったことがありません。

「提案」以外で、マーケティングデータを使うことって、

非常に難しいと思われるのだが、

そのような、手法について、書かれている本ってないですかね?

マーケティングということは、さすがに大体、理解しているつもりですが、

マーケティングデータを詳細に説明せよと、言われるとできない。

今のところ、「戦術」では、「データ」よりも「感覚」によって、

導き出される答えの方が正しい気がしてしまう…。

直感以上にマーケティングデータが使えるならば、

それは、それで使いたい。



限りなく開いた世界

最近のWebサービスは、とにかくユーザ登録が多い気がする。

どこも、顧客というデータベースを欲しがっているということと、

顧客の囲い込みがしたくて仕方がないようだけれど、

今までの経験上、顧客の囲い込みって、サービスの拡大を妨げる感じがするんだよね。

Mixiなんかは、膨大なユーザが、いるので、一見よさそうだけれど、

あまりに多すぎて、サービスを打ち出せないという感も否めない。

そういう点、Amazon、Googleは非常にスマートなやり方をしている。

個人情報が必要のないところでのサービスを展開しているので、

全てのコンテンツの元になることができる。

それって、最近の「データベース勝ち」理論とは、少し違う気がする。

むしろ、文化、プラットフォームという部分をうまく使っているのではないか。

昔でいうならば、デファクトスタンダードか…。

でよ。

個人情報が大事とかの世界らしいけど、個人情報漏洩しまくりのMixiが、

すごい支持されている訳ですよ。

ってことはだ。

個人情報を、更にオープンにさせる世界があっても良いのではないか。

具体的には

”URL”、”メールアドレス”をキーにして、

”苗字・名前”、”ニックネーム”、”性別”、”生年月日”、”郵便番号”

あたりが、XMLか何かで引けても良いのではないか。

REST APIかな。

更に、具体的には

何かのWebサービスでブログのURLを入れたりするときがあるが

そういった時に、URLから登録情報が引っ張ってこれる。

「話題の.jp」内のクチコミ一覧で、個人のブログ名とURLがあるが、

そこに名前とかのプロフィールを埋め込めたりする。

もし、セキュリティにうるさいならば、POST送信、SSL、パスワード暗号化をして、

どうにかできるはず。

Mixiが、あの状態なら、これだって、受け入れられるはずだ。

ただ、問題は、これ自体のサービスを作っても、

これを広めるためのサービスを作るのが、大変だということだ。

狭い中に、どんどん閉じ込めるのではなく、

より多く広まる方向にさせて、その後に閉じ込める、

あるいは、全体を包括してしまう方が、長期的に見て、良い気がする。

もちろん、戦略的に非常に難しく、リスクも高いということもあるけれど…。



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